「昭和元禄落語心中」最終回の結末ネタバレ!信之助の父は誰?真相はコチラ!

雲田はるこさんの人気コミックを実写化したドラマ「 昭和元禄落語心中」([NHK総合]金曜よる10:00〜10:44)がいよいよ10月12日にスタート☆

ここでは、原作漫画を最終巻まで読んだ感想とネタバレを含む結末についてまとめました。

  • 信之助の父は誰なのか?八雲の子供?
  • 結末はどうなるのか?
  • 八雲は心中するのか?

など、作品の魅力と一緒にお届けします。

漫画「昭和元禄落語心中」原作のあらすじ

この秋NHKで放送予定のドラマ昭和元禄落語心中
ご紹介するのはその原作漫画です

昭和元禄とはもうすっかり聞かない言葉になりましたが要するに終戦後の穏豊な日本のこと

そこに生きる噺家たちが落語に全てをかける様を描いています

落語と心中というのも穏やかではありませんが幕あいのページが真っ黒なベタ塗りであることからも窺えるように気軽な大衆娯楽の裏に隠された悲哀が(時に非科学的要素も含みながら)語られまた失われていくものへの思い失うことへの思い巡って師匠クラスの大人物たちでさえ結構な葛藤や弱みを見せるのが本作の興味深い所です

本作は主に三つの時代二人の落語家が中心に据えられています

最後の大名人と呼ばれた八代目有楽亭八雲(岡田将生)。何とも中性的でクールな皮肉屋だけど情にほだされやすい孤高の噺家それが良く言えば人望を集め悪く言えば色んな人の人生を狂わせる事になるのですがもう一人は模範囚の元ヤクザ与太郎竜星涼

本作は彼の立身出世と共に進行していきますが作中で師にも言われる通り異質なほど我欲のない最初から出来た人間です(バカだけど)。その与太郎が出所したその足で八雲に押しかけ入門を果たすところから物語は始まります

与太郎放浪記編面白半分で拾われた与太郎そこで出会ったのが八雲の今は亡き親友にしてライバルの小夏(成海璃子)。この親友というのが天才と呼ばれた二代目有楽亭助六(山崎育三郎)でした不思議な巡り合わせのもと与太郎の噺家人生がスタートします

八雲と助六編ただでさえ廃れようとしている伝統芸能それを唯一守っていけるはずの八雲はなぜ弟子も取らず落語と心中すると言ってはばからないのか孤独を受け入れそこに芸を見出した八雲といえど助六と切磋琢磨していた頃の彼はそんな事はありませんでした

若き日の八雲と助六そして小夏の母であるみよ吉(大政絢)身に起きた出来事がここで語られます助六再び編現代に戻り三代目助六襲名した与太郎が奮闘します

シングルマザーの小夏と籍を入れ公私共に充実する与太郎は八雲との師弟公演を実現しますがそれを境に八雲は死神に魅入られたかのように弱っていきます

八雲は本当に落語と心中してしまうのか

そして与太郎が作る新しい時代の落語界の結末とはー。

「昭和元禄落語心中」信之助の父親は誰なのか?八雲の子供?

同作は、信之助の父親について最終話に面白い考察が残されています

ヤクザの親分だと思われていたのが実は八雲との子供だと

9巻で確かに八雲が親分に口は固いから安心しろ言われていますしかし5巻の墓参りの場面では付き人にこう言います

相手の男の名前を出さないのはアタシだって悔しいさ一方で助六の亡霊に対しては娘をあんな事にしたのを怒ってるのかどっちとも取れる発言をしています

どうにも作中の描写では父娘としての二人しか見えてこなくて

最後の最後にこんな仕掛けを作ったのはきっと好きに解釈してよいんだと思う事にしましたひょっとして小夏にも本当は誰の子なのかわからないのかも知れないですしね

筆者の考える本作の最大の魅力はセリフ一つ一つの流麗な美しさにあります

時代によって少しずつ変化してはいるけれどあらゆる人物の会話がまるで講談のように語彙豊かで無駄に語らせない小気味よさに溢れています適当に一つ(それも噺家でもないダメ評論家)抜き出してみてもそんな八代目が弟子を/あれが美しかったのに/こんな与太郎/ガッカリだ(一巻 其の)どうですか。

口に出して読みたくなると思いませんか。

筆者が三代続く江戸っ子だというのもあるにせよこれは廃れさせてはならないなそれも日常会話のレベルで残していく必要がある

どうやら江戸落語は筆者にとっても一つの理想到達点でもあったようです伝統芸能を今の世に活かすのは大変です

作中の回想編ですでに若者がキセルを知らないことを嘆く年寄りがいるほどですから

先のヤクザの親分も落語界が抱える問題とそのまま重なる悩みを抱えていたようですこの人もモノもどうしていったらいいんだろう先代や過去の名人はけして超えられない

けれども現役である与太郎が明らかに勝るものが一つあるそれは何か

是非皆様の目で確かめてください

ドラマ「昭和元禄落語心中」最終回の結末(最後)心中するのか?

与太郎がまず向かったのは故郷でも就職案内所でもなく落語の寄席でした

目的は心酔する最後の大名人八代目有楽亭八雲に弟子入りする

最後ということはつまりこの人が弟子取らなかったら落語は死に絶えるも同然といえますそれを承知で孤独が芸を高める厭世を貫く八雲ですが何の気紛れか与太郎を住まわせることに

同居人の小夏は育ての親のはずの八雲とはギスギスしっぱなし助六の死にはどうやら八雲その人が関わっているようです与太郎に八雲が課した条件の一つ落語の行く先を守りつなげていくそれはかつて助六と約束し彼の死によって成しえなかった大事業でした

自由で磊落な助六に対して緻密で繊細な演技で客を引き込む八雲とかつての二人は太陽と月のような表裏一体の噺家でした作中では八雲の実況解説頻繁に挿入されこれが非常にわかりやすく門外漢の読者でも安心です

順風帆のはずの二人の前途は助六の破門で大きく狂いました師は素行を理由に助六の襲名を許さなかったのですが実は建前でしかなく助六の恩人初代助六との隠された因縁によるものでした

八雲は助六を復帰させるべくかつての恋人みよ吉との間に小夏をもうけた彼のもとを訪れますがそれは最悪の結末を呼ぶ事となります

落語界の死神とは数十年後の八雲評ですがそれがこんな所にも垣間見えてしまうのが胸に刺さりますね残された小夏を引き取った八雲はそれまで以上に孤高となり八代目有楽亭八雲として深い業を背負う道を選んだのでした

 

再び現代

 

あれから八雲の薫陶を一身に受けた与太郎はついに真打にまで上り詰めますそれでも修練の日々は終わったわけではありません

八雲に問われた自分の落語何のための落語戸惑いながら自分なりの解答を出す与太郎その答えは八雲とも助六とも違うものでした

三人噺家がいれば三者三様でてんでばらばら

そんな多様性こそが面白いと助六も思っていたのではないでしょうか一方衰えへの恐れと過去のしがらみに囚われた八雲は何度も死に直面するようになります

誰もいない寄席でひとり死神諳んじていた八雲は本物の死神に捕まりついに落語と心中を図りましたあの頑固ジジイが今更了見変えるなんて思えない1巻での小夏の言葉が現実になってしまいました

それにしてもまさか火をつけて物理的に心中するなんて

それでも最後は小夏に看取られながら穏やかに天寿を全うできたのは幸せだったはずです

物語は八雲の死後与太郎が9代目八雲を襲名する場面で終わります

助六が八雲をちゃんと継げば何よりの供養になるそれは50年以上も前の八雲の言葉が世代を越えて実現した瞬間でもありました小夏の連れ子の信之助もいますし落語の未来はまずは安泰というところでしょうか

 

漫画「昭和元禄落語心中」を読んだ感想・ドラマに期待すること

八雲を演じるのは岡田将生さん

最初は病的な八雲にしてはちょいと精悍で男らしいというかそもそもすぎないかなと心配でしたが公式サイトを見て納得特殊メイクも上手いなというのはもちろん冷徹で儚い雰囲気がよくてるなと思います

(出典:ツイッターより

次に竜星涼さんは以前に主演されていた特撮ドラマでバカだけど賢くて人格者というまさに与太郎そっくりの役を見事に演じていたので期待度は大ですあくまで見た目だけの判断しかできないのですがその他のキャストでは大政絢さんのみよ吉が抜群のハマり具合ですね

(出典:ツイッターより

助六はもうちょっと金田一耕みたいな乞食感があってもいいかも

おそらく話数は原作の巻数と同じ10話くらいでしょうね

そうするとどうやったって端折るところが多くなってくるでしょうからこの深くて無駄のないお話のどこに重点を持っていくかは凄く難しいと思います

そして最大の目玉はやはり落語の場面の再現でしょう本作を読むまでは落語を意識して見たことなどありませんしマニアックな楽しみ方は全くできないとは思いますがアニメ版とはまた勝手が違うでしょうから放送をドキドキしながら待ちたいと思います

 

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