白石隆浩 母親と確執生まれた高校時代「父親との離婚がなぜ犯罪に結びつく?」

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 白石隆浩容疑者の両親は、当時17歳の頃、離婚。「親父を旅行にでも連れて行くか。親孝行しないと」と父親が好きだったと話すも、一方で母親については、言及せず何らかの確執があったことが読み取れます。両親の離婚が原因で心に深い傷を負った白石隆浩容疑者。なぜ、10年の月日を経て9人を殺害・遺体損壊に至ったのか?そのメカニズムを精神医学、犯罪心理学の観点から推察します。

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 神奈川・座間市のアパート(住所:〒252-0021 神奈川県座間市緑ケ丘6丁目16−15シーバスハイム205号室)にあるクーラーボックスから少なくとも9人の複数遺体が見つかった事件で逮捕された27歳の実名:白石隆浩(しらいしたかひろ)容疑者。
 白石隆浩容疑者は、アパートに入居した8月22日から、わずか2ヶ月間に9人もの殺害に手を染め、遺体を解体。死体遺棄の疑いで逮捕され、現在、警視庁高尾署で取り調べを受けている段階ですが、来週中にも殺人の疑いで再逮捕する見通しが持たれます。

 まずは、そんな白石隆浩容疑者の母親に関する情報です。

白石隆浩容疑者が当時17歳「両親が離婚してから、ずっと暗い人生だった」

 まず、事実から確認しますと、白石隆浩容疑者の母親は娘(白石容疑者の2つ年下の妹)と共に遠方の高校に通うことを理由として座間市の実家を母娘2人で出ていきます。娘は、その後有名私立大学に通うことになり、母親は現在も川崎市のマンションに在住。つまり、白石隆浩容疑者の両親は、白石容疑者が高校2年生=17歳頃から今までずっと別居、さらには、離婚している事もわかっています。

▼白石隆浩容疑者の実家(住所は〒252-0002 神奈川県座間市小松原2丁目36−11)

 高校時代の同級生の話によれば、

「今から思えば、母親と妹が家を出て行った時期に、あいつが自殺を図ったと明かした事がありました。自殺サイトで知り合った数人が集まり、練炭自殺を試みたそうです。でも、そのうちの1人が恐怖にかられ、取り止めになったとの事。」

(引用元:11月23日号「週刊新潮」)

 また、白石隆浩容疑者が新宿歌舞伎町の悪徳スカウトマン当時に知り合った風俗嬢によれば、「両親が離婚してから、ずっと暗い人生だった」と胸の内を明かす場面もあったと言います。

白石隆浩容疑者「親父を旅行にでも連れて行くか。親孝行しないと」一方で母親について言及せず

 さらに、別の風俗嬢によれば、白石隆浩容疑者は自身の家族について

「私が、”姉とずっと会っていない”と話したら、”俺にも妹がいるけど、ずっと会っていないから会えるならあった方がいいよ”って言っていました。妹さんに会いたかったんじゃないかな。お父さんのことが好きで”お金はあるから親父を旅行にでも連れて行くか。親孝行しないと”とも言っていました。スカウトみたいな裏の仕事をしていても受け入れてくれたそうです。ただ、お母さんについての話が一切なかったですね。」

(引用元:11月23日号「週刊新潮」)


(写真はイメージです。)

以上の事から、白石隆浩容疑者が、両親の離婚が原因で心に深い傷を負っていた事や、父親は好きだが、母親とは何らかの確執があったことが読み取れます。愛する者を失った喪失感、それは白石隆浩容疑にとって、とても大きなものだったと推測できますね。
 ところで、この喪失感と人を殺害する事には、どのような結びつきがあるのでしょうか。また、なぜ白石隆浩容疑者は、17歳から10年の時間を経て犯行に及んだのでしょうか。

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白石隆浩容疑者は、なぜ10年の月日を経て9人を殺害・遺体損壊に至ったのか?そのメカニズムを精神医学・犯罪心理学の観点から推察

◆精神医学の視点から分析
 これを精神医学の観点から分析すると、愛する者を失った喪失感は、その後、攻撃衝動という力に変換されるようです。

 精神医学が専門の片田珠美氏によれば、

「白石隆浩容疑者の場合、攻撃衝動をまずは自分自身に向け、集団自殺に加わったと言えるのではないでしょうか。」

と、両親の離婚が、白石隆浩容疑者自身の自殺、ひいては9人を殺害するに至った原因の一つだと分析しています。
 また、これまで白石隆浩容疑者自身は、「死刑」について「何人殺害したら死刑になるのか」など検索をかけていることから、自分の命を惜しいというよりも、他人を裁くことを生き甲斐にしたり、生きること自体に無関心になっているような自己を否定する感情に支配されていたこともわかっています。

(参考元:毎日新聞産経新聞

◆犯罪心理学の視点から分析
 一方、犯罪心理学が専門の新潟青陵大学大学院の碓井真史教授は、「社会とのつながりが絶たれたことで、10年前から抱え込んでいた衝撃衝動が出現したと推測することができます」と分析。

 白石隆浩容疑者は高校卒業後、大手スーパーに入社。『パン屋』に勤務を希望しますが、約2年でその会社を退社するとその後は、地元座間市のパチンコ店や携帯ショップなどを転々とするようになります。初めて”夜の世界”に足を踏み入れたのは、今から2年前の15年のこと。話術の修業とハマったのは”マルチ商法”、さらにアルバイトで”AV男優”にも出演しています。しかし、今年の3月スカウトマンとしての悪評が広がり、職業安定法違反で逮捕されます。

白石隆浩に余罪!執行猶予中に「歌舞伎町でスカウティング」要注意人物として有名だった

2017.11.06

その時、白石隆浩容疑者がこれまで保ってき社会とのつながりが、失われてしまうことになります。
 犯罪心理学では、『ソーシャル・ボンド理論』と呼ばれ、人は社会とのつながりがあるから犯罪に手を出さないとする研究があるようです。なんとなく、わかるような気がしますね。「もし自分が犯罪を犯したら、あの人はどう思うだろうか。家族を悲しませるのではないか。」「私は、〇〇と言う立場にあり、せっかくこれまで築いてきたキャリアが台無しだ。」「犯罪を犯したら自分が関係するものにまで汚名を着せることになるのではないか。」など、こういったストッパーが働くため、犯罪に手を染めない。

 白石隆浩容疑者の場合も同じような理屈が通っていたのでしょうが、それがなくなった今年の3月。そこから、8月下旬までの空白の5ヶ月間。何を想い、何に苦しんでいたのか、その時、どのような行動を取り、何に影響を受けて9人を殺害するに至ったのか。こういった犯行に至る容疑者の経緯は、これから精神鑑定など具体的な捜査が進む中で明らかになることも多いのでしょう。

 しかし、一つ言えることは、そんな暗闇のトンネルの中で今年の8月”首吊り士”とアカウントを設定し、SNS上で新たな自分を作り上げようとした行為。これは、”自殺志願”と言うキーワードでつながった新たな人間関係の中で、「社会とつながりたい」と言う意志の表れだったのかもしれません。

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