たけし軍団 声明文全文に森社長が「週刊新潮」で反論5時間、内容への感想と意見。

スポンサーリンク

3月31日、オフィス北野を独立したビートたけし(71)。翌、4月1日、たけし軍団のいちメンバーである水道橋博士(55)やダンカン(59)、グレート義太夫(59)らが、それぞれのブログなどで声明文を発表(全文引用あり・4600字を超える)。この声明文をまとめると、メンバーがオフィス北野の経営者である森昌行社長の裏切りを告発する内容は、4点。この4点に関して、森社長が4月5日(木)発売の「週刊新潮」(4月12日号)で丁寧に説明。取材では5時間にわたり、反論をしたという。

※声明文全文の引用は、後半部に転載しています。(4600字を超える長文)

たけし軍団 声明文4つのポイントまとめ

ここでは、たけし軍団のいちメンバーである水道橋博士(55)やダンカン(59)、グレート義太夫(59)らが、それぞれのブログなどで発表した声明文の内容を、下記4点にまとめています。

⑴森氏がたけしも知らないところでオフィス北野の筆頭株主になっていたこと
⑵森氏らの役員報酬の高さ
⑶オフィス北野の従業員の高額給与
⑷東京フルメックス(オフィス北野関連の映画事業)にかかっている人の人件費の問題

(参考元:4月5日(木)発売の「週刊新潮」4月12日号)

それぞれに対して、森社長が4月5日(木)発売の「週刊新潮」(4月12日号)で丁寧に反論。その内容を声明文と照らし、まとめました。下記の通りです。

たけし軍団 声明文に森社長が週刊新潮で反論 内容まとめ

⑴森氏がたけしも知らないところでオフィス北野の筆頭株主になっていたこと

[経緯]26年前の1992年2月のこと。当時、オフィス北野の筆頭株主だった大手テレビ番組制作会社「東通」が、会社更生法の適用を申請することになり、それにオフィス北野を巻き込みたくないという理由から、「東通」が保有する株55%をオフィス北野側で買い取るように打診があった。これに対する、森社長の反論は下記の通り。

[反論] ①「当時は、自己株式取得は、認められておらず、私個人が株を買い戻すしか道はありませんでした。」として、買い取り価格である500万円を個人で用意するのは、不可能と判断し、オフィス北野の金庫から(つまり、会社のお金で)株を買い取る。結果的に、森社長の株保有率が65%になり、ビートたけしの保有率30%を超えることに。事実、森社長が株を買い取ってから1週間としないうちに、「東通」は倒産しており、緊急事態にあった。
②さらに、「東通」が保有する株を報告・連絡・相談なしに買い取っていたことについて、森社長は自身が副社長から社長へ就任する際、ビートたけしに報告をしたと認識していた。実際に、「私の社長就任や会社から私への貸付を承認した92年24日付の取締役議事録も残っています」とのこと。しかし、ビートたけしは4年前に、「俺が筆頭株主じゃないんだって?」とこれまで無頓着に思えたカネ絡み(=経営)のことを気にし始め、それが先に続く⑵、⑶の論点へ続く。

⑵森氏らの役員報酬の高さ・⑶オフィス北野の従業員の高額給与

[事実]たけし軍団のメンバーである井手らっきょ(旧名:井手ひろし)の証言によれば、⑵森社長の役員報酬は1億以上であり、⑶20代の若手社員の年収は約1800万円を超え「ボーナスの額が異常である、若手事務員が仕事中にジムに行く」と批判されている。これに対する、森社長の反論は下記の通り。
[反論] まず、⑵に関しては、「私はやるべきことをやっているという誇りもあり、傲慢に思われてしまうかもしれませんが、金額は法外に高いとは思わない」と説明。⑶に関しては、「私が社長に就任してから年収を1億円以上に引き上げたとか、20代の従業員の年収が数千万円だとか避難されましたが、すべて事実無根です」と否定。なお、この点については、4月4日放送のフジテレビ「バイキング」にダンカンが生出演した際に、「井手らっきょの認識違い」と謝罪している。

⑷東京フルメックス(オフィス北野関連の映画事業)にかかっている人の人件費の問題

東京フルメックスとは
東京フルメックスとは、2000年から始まった映画祭のことで、アジアを中心に独創的な作家性を持った監督の作品を上映するもの。アジアにも優れた才能が集まる映画祭があった方がいいと考え、森社長が理事長を務める「特定非営利活動法人東京フィルメックス実行委員会」が組織母体となり、活動を運営。
[反論]森社長は「採算を求めると通俗的なものになってしまう」として、NPO法人という形をとって、オフィス北野の人材を投入。森社長の思惑としては、「たけしさんがカンヌなどの映画祭を通いて監督として大きくなったようにこの映画祭ぜ人材を発掘できれば、結果的にオフィス北野のビジネスチャンスにつながる」と考えていたが、結果的に森社長が自分のために会社のお金を使い込んだという誤解を受けていると説明。

最後に「法的措置を考えざるをえない」

5時間に及ぶ、ロングインタビューの後、最後に森社長は
「繰り返しになりますが、経営者である以上、私に責任があるのは確かです。」と改めて謝罪の意向を示すと同時に、「しかし、たけしさんの独立も含め、一から十まですべて私が悪いというのは、いくらなんでも・・・」と主張。続けて「これ以上、私への誹謗中傷を繰り返すようであれば、法的措置を考えざるをえない事態になってしまうかもしれません。」と法的手段の解決も視野に入れていると、加えている。

内容を読んだ感想と意見

はじめは、完全に森社長が極悪人扱い。メディアも、ビートたけしを擁護しているように、見えました(存在の大きさに、報道業界も萎縮してしまうのは当然のような)。しかし、今回の森社長の反論は、全く筋違いということはないでしょう。むしろ、そこには納得解があったはずです。ただ、双方が「言った、言わない」で内部分裂をしているのならば、きちんと証拠を元に、話し合って欲しいところですね。今回の声明文にもあったように、たけし軍団は、まさに大群をなし、森社長に詰め寄ります。「週刊新潮」によれば、森社長は、「恫喝に近い強いプレッシャー」を感じる中で、責任を問われ、謝罪と軍団への株式贈与とその贈与税も森社長が負担する旨の書類にサインをさせられたと告白しています。

また、一番気になったのは、ビートたけしが4年前に突然、金に執着をするようになったという旨の説明。ビートたけしの会社でありながら、経営は森社長に委任しているという前提から、執着する理由はあります。むしろ、説明を受けるべきですが、森社長が突然と感じたように、それ以前は、経営に関し無頓着な側面がビートたけしにあったのならば、「株を買い取った」件について説明を受けていないと100%断言できるとは言い難い、さらにこの件については、議事録が残っているというではありませんか。

この件で、内部分裂があったのでしょうが、そうなるより以前、所有者と経営者側で、会社の経営についてきちんとした意思疎通と、判断にいたる協議の時間を設けていれば、上記のような<認識のズレ>は生まれなかったと思います。結果論でしかありませんが、今後法的手段に出て解決を図るならば、長期戦になりそうですね。

たけし軍団 声明文 全文転載

このたび、我々の師匠である、北野武(=師匠)の独立に関し、様々な報道がなされ、「たけし軍団が師匠と同じ事務所についていかないことへの疑念」「円満退社ではないのではないか?」「軍団による社員への恫喝があった」などなどの報道も見受けられ、日頃、応援してくださる皆様に、ご心配をおかけしていますことを慎んでお詫び申し上げます。

師匠は、既に新事務所に移籍を済ませて、以前と変わらず、お仕事もされているので、話されることはないので、幾つか事実関係についての確認、師匠が独立に至った経緯について、我々、たけし軍団の認識をご報告申し上げますので、よろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

オフィス北野は1988年、たけし&たけし軍団の新会社として設立されました。
芸能事務所ではありますが、師匠は芸に徹するため、経営、財務については森昌行社長を信用され、全面的に任せておりました。

が、数年前、師匠が保有する別会社の株式に関する疑義が発生した際に、師匠が不審に思い、事情を調査したところ、明らかな違法行為があり この出来事をきっかけにして、オフィス北野の経営も、改めて確認されたいと申し出たところ、その結果は思わぬ方向に波及してしまったことが、今回の騒動の引き金になっております。

オフィス北野では、2つの事案が発覚しました。

まず一つ目は、師匠が知らない間に、森社長が、何時の間にか、オフィス北野の筆頭株主になっていた、ということ。

もう一つは、森社長をはじめ、会社の役員報酬の金額が師匠にとっては容認できない水準になっていた、その2点です。

当然のことながら、そこへの疑念、批判の矛先は、会社の責任者である、森社長に向かいました。

森社長が、オフィス北野の筆頭株主になった経緯は、その後の本人の申請では、以下のとおりです。

オフィス北野の大株主グループ(東通関係 弊社株式の55%を所有)から、会社更生法を申し立てることが、急遽に決まり、大至急弊社で株式を買い取れないかとの打診がありました。

当事、商法上、会社の自己株式取得は禁じられており、森社長の一存でオフィス北野から森社長がお金を借り、そのお金で森社長が株式を買い取りました。(その結果、森社長の株式所有率は師匠の30%を抜いて65%となり、森社長が経営支配株主となりました。)

森社長は会社を守るためにやむを得ない措置であったと、師匠に説明しましたが、株式の買主を、森社長とすること及び、株式の買取資金を会社から借りることについて、師匠には事前に相談もありませんでした。
また商法上必要な手続き(取締役会での承認)を怠っていること、加えて森社長が経営支配株主となってから、森社長自身の分も含む役員報酬を容認できない水準に引き上げたこと。
そこに至っては事前相談がないだけではなく、商法上必要な手続き(株主総会での承認)を怠っていることの問題もあります。

また、会社の財務を信じて任せていた師匠の信頼に対する、完全な裏切り行為であります。
また、以前の株式の買取も会社の経営を私物化することを目的としてしたとしか思えないと、師匠から厳しく指弾され、また、今後は、会社の創業時からの功労者である、たけし軍団のプロモーションにも注力するよう、経営方針についても、師匠が指示されました。

この事件は、たけし軍団、会社のマネージャーを巻き込んだ大問題となり、緊急に説明会があり、森社長は、師匠との協議を重ねて、信頼を失ってしまうような行為をしてしまったことを平に陳謝し、今後は信頼を回復するために頑張りますので再度チャンスを下さい、と謝罪するところまで至り、一度は、師匠が、これを受け入れました。

この時点では、たけし軍団も、株式の変更経緯、数字上の仔細はわからないままでしたが、一度は終息しました。

このような経緯を経て、オフィス北野の森社長体制は継続しましたが、ところが、ここにきて新たな問題が発生いたしました。

というのは、平成29年9月末決算において、オフィス北野が赤字に転落してしまったのです。

師匠は、昨年度、テレビ、映画の仕事は立て込み、超多忙な活動状況に鑑み、オフィス北野が会計的に赤字に転落するのは理解ができない旨を会社に直言されました。
赤字原因の分析のために財務に関する情報の提供を求められ、森社長はそれに応じて情報を開示いたしました。

そして、第三者による、決算の分析結果を経て、赤字決算に転落してしまった謝罪のため、平成30年2月11日に、師匠の等々力のご自宅にて、森社長と公認会計士、そして、たけし軍団一同で集まりました。

そこで、オフィス北野の経営に関する以下の問題点を、師匠、ご本人から指摘されました。

① 株式の移動に関する手続きの不備

オフィス北野の株式を森社長が買い集めた(10%から65%に)ことに関し、事前に相談もなく、事後に報告もなかった。
またこの株式の譲渡に関する承認取締役会が開催されていない。またこの買い集めた資金はオフィス北野からの借入で賄ったが、当該借入取引に関する承認取締役会が開催されていない。

この問題は前回に発覚していたものですが、改めて、その手続きの具体的は瑕疵が明らかになったので再度、指摘しました。

② 役員報酬の水準に関する不満とその決定に関する手続きの不備。
森社長と、前専務取締役の役員報酬は容認しがたいほど高額で、かつ役員報酬の決定に関する承認株主総会が開催されていない。

この問題も、前回に指摘されていたにもかかわらず、その後の報酬を引き下げていないので改めて、師匠が指摘されました。
そして、会社のマネージャーに対する高額報酬の実態が露見しました。

③ 従業員の給与水準に関する不満

所謂、マネージャー、従業員に対する給与は社会一般の常識から大きくかけ離れた高額な水準であり、そのような現状に至らしめたのは放漫経営の結果そのものであるのみならず、前回の問題発覚後に、さらに各社員に給料を大幅に引き上げているのは、森社長に対して不満を持った従業員を懐柔し、手なずけるためにしたとしか考えらず、悪質極まりないと思われました。

また、たけし軍団のプロモーションに注力するという、前回の約束は全く実現できておらず、結果、井手らっきょが活動拠点を熊本に移さざるを得なくなるような状況になりながらも、従業員には法外な給料を支払いし続けていました。

その他、長年実績があり、事務所の功労者でもある、芸人、及び役者を、現代では生活保障上考えられない支払いのまま放置するという、芸人事務所としては、あまりにもアンバランスな現状は容認できません。

④ フィルメックスに対する人件費負担を容認できないことと。これに関する手続きの不備。

森社長が理事長を務める、オフィス北野傘下の映画関連事業である「フィルメックス」に対し、年間にして約4千万円を超える人件費の負担、長年の赤字経営を続けることを容認できない。
かつ、そのような取引を行うことについての承認取締役会が開催されていない。
また森社長がフィルメックスの理事長に就任することについて、師匠には、事前に相談がない。

これらの指摘について森社長は、報告・連絡・相談及び、法令で定められている承認手続きに不備があったことを認めました。
更に、森社長の経営方針が、結果として、師匠の意に沿えていなかった事について、その場で謝罪しました。
そして、森社長の所有する株式の全てを、師匠の指図に従い、たけし軍団の面々に贈与すること、及び会社を縮小し、社員に対する高額給与の体質を改善する約束を致しました。

しかし、これらの約束していた作業工程が、遅延するに至り、平成30年3月に入り、師匠がしびれを切らして独立する旨、及び、これに伴いオフィス北野の役員及び株主から退きたい旨の意向を受け、森社長は、師匠の意思を尊重し、またオフィス北野とは袂を分かち、別会社として独立後、協力していくことが確認されました。

これが、世を騒がした、ビートたけし独立の経緯です。

せっかく一度は、互いの信頼回復の機会がありながら、結果的に、森社長が師匠の信頼を裏切ってしまう形になってしまったことは、たけし軍団一同、師匠に対し申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、森社長から、2度にわたり師匠の信頼を裏切ってしまったことへの謝罪を受け入れ、今後は、たけし軍団、オフィス北野に所属するタレントのために経営を続けて取り組んでいきたい、とのことで、たけし軍団は、新事務所に移籍することなく、オフィス北野に居残り、出直しすることに至りました。

また、今回の報道の中には、師匠が女性のビジネスパートナーに洗脳されて今回の行動(独立)に至ったかのような記事が散見されます。

そもそも、我々にとって「洗脳」という言葉すら初めて聞く報道です。

師匠がオフィス北野の財務に関心を持ち始めたきっかけが、別会社の無断増資問題の発覚であること、及び、森社長が2度にわたり信頼を裏切ってしまい師匠の堪忍袋の緒が切れたことを鑑みると、今回の独立にビジネスパートナーの女性が影響を及ぼす余地があったとは、到底思えません。

ここに至るまでの経緯は、何度も師匠と弟子が集まって、相談し、事情説明を受けてからの行動です。

結果的に、「たけしの独立」という報道の真相が、一門のお家騒動のように書かれ、また、会社縮小の説明会の際、突然、会社の大改革を知らされる、事情を知らないスタッフは、寝耳に水でショックを受けることは考えられることではあります。

しかし、たけし軍団による、社員に対する恫喝があったと言われることは、甚だ心外であり、強く抗議したいと思っています。

また、一部報道にあるように、マネージャーが他の事務所と比較して、適正価格の給与であったことは完全に誤報であり、流布された給料明細はボーナスを外された数字であり、実態は、中小企業の常識から、かけ離れた数字であったことは、社員本人たちも認めたことであったことを改めて、ご報告します。

更に、師匠と弟子の関係、及び絆は、事務所を違えることになっても、変わらず継続中であることを強く申し上げます。

また、師匠がオフィス北野の株主から外れたことに関して、師匠がオフィス北野の資産を持って逃げ切ったかのような報道記事も見受けられますが、これも間違いです。
これは、森社長の経営手腕に疑念を持たれた、師匠が、森社長に任せていたらオフィス北野の財産が目減りする一方になることをおそれて、たけし軍団のためにこれを保全する目的で行われたものと、森社長もたけし軍団も理解しているはずです。
まるで師匠が、自分だけの利益を考えて逃げ切ったかのような報道は、事実無根と申し添えます。

今後は、師匠の事務所移籍による、さまざまな残務整理を森社長と共に進めながら、たけし軍団一同で、事務所経営及び芸能活動を、前向きに続けていきたい所存であります。
幸いにも、多くのオフィス北野所属の芸人、役者は居残ることも決まっており、むしろ最小数の裏方さんと共に船出をしますので、今後も皆様方の、ご支援、ご協力を切にお願いしたします。

2018年 4月1日
オフィス北野 たけし軍団一同

(引用元:たけし軍団メンバー水道橋博士ブログより)

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください